コンフォート新人スタッフの浜村です。
前回、福祉事業所に小ロットでOEMを委託できるとお伝えしました。
食品コンサルタントの山添がどのようにして福祉事業所と一緒に商品を作り始めたのかご紹介したいと思います。
OEMを受託する福祉の事業所とは?
福祉の事業所とは、障がいのある人たちが働いている場所のことです。
全国的にお菓子やパンを作ったり、食品加工をしたりしている事業所が多いです。
福祉の事業所は補助金を活用して設備を導入し、一機1,000万円近くする機器を備えている事業所も少なくありません。
真空調理機やフリーズドライにする機械などが高額機器に該当するのですが、機器を使いこなし、商品加工に活用できている事業所は少数でしょう。
なぜ、このようなことが起こるのかというと、福祉の事業所の職員は食品加工や食品製造の専門家ではなく、利用者を援助することです。
同じ土俵に立てばどうしても食品を扱っているプロには技術・知識共に負けてしまいます。
山添流福祉事業所のOEM方法
山添は、15年前から福祉事業所にOEMを委託し、商品を生み出して来ました。
売れるための条件
①美味しい商品
②商品の生産力
③パッケージのデザイン
④PR・発信力
⑤販路の整備
これらの条件を満たして売れる商品が完成します。
食品を扱う一般企業でもすべての条件を満たすことは難しいです。
山添は、福祉事業所とOEM依頼者の間に入り、これらの条件を満たすことができるように助言をしています。
例えば、ケーキを作るプロのパティシエの指導を受け、商品を作れるようになれば、福祉の事業所も質の高い商品を提供できるようになります。
また、販売先を見つけ、卸売りができるように交渉も行なっています。
企業と福祉事業所がOEMでマッチング
小ロットのOEMを希望する企業が福祉事業所に委託できれば、上記の条件を満たすことが可能となってきます。
企画や商品の開発は企業が提案、福祉の事業所は商品を作ることに力を注ぐことができます。
一番大切なことは適正な価格で販売するということです。
「原価計算して利益を出す」
当たり前なようで利益を出す計算・依頼先との交渉は難しいです。
山添は企業と福祉の事業所とのマッチングが得意なのでぜひご相談ください。
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